「・・・っ」
下腹部がしくしくと痛んで樹はベッドに横になった。

「あなたもママを怒っているの・・・?」
お腹を撫でる。

最低・・・
最低・・・
最低・・・


私が幸せになる権利なんてない。
でもお腹の子には幸せになる権利がある。

・・・どうしたらいいか・・・考える時間が多すぎて想いがあふれた。