そんな同じ世界の反対側で真逆な女の子が居ました。


「おい。お前………終わりだな。」

怖い顔で強く睨む女性が1人。

「ヒィイイイッすいません!!!」
「もう…しません!約束します!!!」

「あーあ。咲希を怒らせるからよあんたが。」

呆れた顔で哀れに怯えている男を見る女性が1人。

「本来ならぁ〜心配しちゃうんだけどぉ〜」
「優奈さん!!!!」

「でも…お前がやっちゃったのがわりんだろが。」

ぶりっ子だがキレたら人格が変わる女性が1人。

「はぁ…もう…こいつらやっちゃっていいです?」

真顔で首を鳴らしながらキレてる女性が1人。

「…つーかさー。もう終わらせちゃおーよ。」

ニコニコしながら伝える女性が1人。

「…いいですか?……咲希さん」
「!!!助けて下さい!!!!咲希さん!!!」

「……面倒くさくなっちゃたから任せるわ。」

そう告げて姿を消す 最初の女性。

「よっしゃー!!!お前ら…纏めて殺ってやるよ」
「命だけは助けてください!!!!!」
「…知らねーよ。鉄則を破ったのお前らだろ。」
「「「「うぉらぁああ!!!」」」」

「「ンゴッ…ウワァーーーー!」」


ーーーーーーーーー それから 10分後 ーーーーーーーーーー


「…おらぁぁ!」
「おい。それ以上したら死ぬぞ。」

狂っている女性の拳を握り正気に戻す女性。

「…あ。えへへ。またやっちゃいましたぁ〜♡」
「はぁ〜私優奈だけは敵に回したくねーなー。」
「私も〜それ思うわ。殺されるからね」
「…賛成です。」
「えっ?そんな事ないよぉ〜♡」

4人の女性は、一人いない事に気づく。

「…咲希は?」
「え?また消えたのぉ〜!?」
「相変わらず消える時は早いんだから」
「…きっと。あそこに居るでしょ。」
「「「…そっか」」」