俺が目覚めたのは真っ白いベッドの上で‥‥
「ここどこ?」
「潤おはよ‥」
そこにはなぜか母さんがいて。母さんはなぜか泣いていたようだった
そして母さんの隣に父さんがいて父さんも深刻な顔をしていた
「どーしたんだよ」
俺は不思議に思って聞いてみた
「ん?‥‥うん‥‥‥‥」
なぜか間が長い‥‥不安に思って怖くなった
するとガラガラっと医者っぽい人が入ってきてその人も暗い顔をしていてこういった
「潤くん‥君は原因不明の病気にかかっている。この写真を落ち着いてみてくれるかな?これは潤くんの脳だ。この脳のこの部分に大きな腫瘍ができているよね‥‥‥‥‥」
それからの医者の話は全く覚えていない。でもこれだけは聞こえた
「君は長くてもあと一ヶ月しか生きれない。」
と俺の目を見て断言したんだ
俺は聞いてしまった
「一ヶ月って!それ以上は無理なんですか!なんで俺だけ‥原因不明ってどういうこと!!」
俺は混乱したのと怖くて誰かに当たりたくてつい荒く言ってしまった
そういう問者は落ち着いた声で
「ごめんね‥本当にわからないんだ‥‥‥でも脳と体の状態から言って一ヶ月以上は無理だ。でも可能性があるといえば、それは‥脳を交換するという手術だ。でもその手術をして成功したとしても君の体は無事でも‥記憶はなくなるだろう。その交換した脳の持ち主の体になるだろう。そもそも脳の交換自体人類初の試みなんだ。でも脳をなくしたら君は今の君は‥‥‥消滅するだろう」