BLACK REFLECTION -月の警告-








*






「っ、ふわぁ……」

「あ、紗菜さん。おはようございます」





────あれから。

既に23時をまわっていたらしく、凛太郎に「とりあえず寝ろ」とベッドに放り投げられた。もちろん変なことはされていない。



寝る前に時田さんがホットミルクとコーンポタージュを作って用意してくれた。

夜だからと気遣って炭水化物は用意しなかったらしい。女子力の塊か。





「おはよう。昨日はありがとう。いま何時くらい?」

「あーっと……9時過ぎですね。トーストでよければ用意できますけど……」

「9時過ぎ……?……遅刻っ……!」

「紗菜さん今日は土曜っすよ!」





時田さんの一言で我にかえる。今日は土曜日だったらしい。そういえば昨日、金曜の時間割をこなした気がする。





「大丈夫っすか……?」

「……なにが?」

「……、いや、やっぱいいです」

「……そっか」