「落ち着いた?」 「うん…しーちゃんありがとう。」 どれくらい泣いていたんだろう… 一時間目の授業サボっちゃった。 「ごめんね。私のせいで…」 「いいんだよ、私が側に居たかっただけだから」 そう言って しーちゃんは優しく微笑んでくれる。 「しーちゃん。」 「なーに?」 「私…加瀬くんのカノジョもうやめる。」