私は夕方、彼の家の前に立っていた。 いきなり来たけどいるかな…? ピーンポーン… インターホンが鳴り、 数秒して彼が出てくる。 「芹奈ちゃんっ!?」 驚いたその顔。 そりゃいきなり来たらびっくりするよね。 でも、 彼をみた瞬間、私の心臓はバクバクだった。 「築島くん…」