クラクションが鳴り響くなか
お父さんと私たちは
仮葬場へ。
一番先頭には父のバイクを運転する
健がたくさん煙出して
最後の最後までお父さんの元へ
匂いを送ってた。
本当に今日でお父さんの最期の姿
見るのも最後なんだなって。
皆でお花詰めたり最期の姿みて、
そろそろ閉めます。
よろしいですか?ってときに
私の兄が
「ちょっとまってください。
最後に兄妹3人だけでもいいので
もう少しだけ見させてください。」
我慢してた涙が溢れた。
「ありがとう、健ちゃん。」
しっかりお父さんの顔もみれたし
ちゃんと天国に見送りしなくちゃね。
