「何見てるんだ?」 突然後ろで声が聞こえて、教授が戻って来ていたことに気が付く。 「卒業アルバム見させてもらってまーす」 そう言って、同じゼミのやつらは見るのをやめない。 「懐かしいな」 いつもは不愛想な教授がそう言いながら一緒にアルバムを見ている。 「教授はこの中で誰か知ってますか?」 「あー、加ヶ梨ならここのゼミだったぞ」 え? 「加ヶ梨ってこの美人さんが?!」