天をほったらかしてアイは海に喋りかける。
「レッスンは?」
「六時まで。待っててくれる?」
「長いな」
「お願い」
「まあ、いいよ」
いいのかよ!?
心の叫びは海には聞こえたらしい。天を見て愉快そうに笑う。
「やべ、天が動揺しちゃった。ますますダンスが下手になる」
「動揺なんかしてない。俺はダンスが上手だ」
「ほんとだ、動揺してる」
とアイまでが言う。
「……おい、アイ、あんた俺が同級生だって知ってたのか?」
「ああ。うん。最初に見たときに気づいた」
「なんで気づいたときに言わない!?」
「海……くんが、面白いから天が気づくまで黙ってろって」
「……!」
おまえのせいじゃないか! 驚きのあまり床に落ちたし授業に集中できなかったしダンスも下手になった!
まくし立てようかと思ったときには、海は立ち上がっていて、親指でレッスン室を指した。
「レッスンは?」
「六時まで。待っててくれる?」
「長いな」
「お願い」
「まあ、いいよ」
いいのかよ!?
心の叫びは海には聞こえたらしい。天を見て愉快そうに笑う。
「やべ、天が動揺しちゃった。ますますダンスが下手になる」
「動揺なんかしてない。俺はダンスが上手だ」
「ほんとだ、動揺してる」
とアイまでが言う。
「……おい、アイ、あんた俺が同級生だって知ってたのか?」
「ああ。うん。最初に見たときに気づいた」
「なんで気づいたときに言わない!?」
「海……くんが、面白いから天が気づくまで黙ってろって」
「……!」
おまえのせいじゃないか! 驚きのあまり床に落ちたし授業に集中できなかったしダンスも下手になった!
まくし立てようかと思ったときには、海は立ち上がっていて、親指でレッスン室を指した。


