ご満悦の表情でそう言っている三河くんの顔は、本当に嬉しそうで、私まで嬉しくなる。
「ほんと…?良かったぁ…それじゃ、私も一口…」
パクっ
「ん~っ!美味しいっ…!これは美味しすぎる!お母さんに伝えておこう」
甘くとろけそうなクリームに、ほっぺたが落ちそうなくらいに美味しい。
「あ、ほっぺにクリームついてる」
ん…?どこだ?と、ティッシュで口の周りを拭こうとしたより先に、唇の周りをペロリと舐められた。
「こっちのが甘い」
ペロリと舌で唇を舐める三河くんは、いつもより色っぽくて…。
私…三河くんにほっぺ…舐められた…?



