甘すぎるよ、三河くん




「断りきれなくて一口、食べてみたんだ」




どうだったんだろう?




「もう、ほんと美味しくてさ。2人して目をまん丸にして驚いたよ。こんなに美味しいチョコがあるのかって…」




そんなに美味しかったんだ…私も食べてみたいなぁ…。




「そのあと、そこの店のケーキやらチョコやらマフィアやらを大量買いして買っていったのを覚えてる」




「そのお店の名前は…!?」




「それは秘密」




「えぇ…」




ひ、ひどい…名前くらいいいよね?




「それからなんだ、三河が甘党になったのは…。その店は移転しちゃったんだけどそれからも三河は甘いものを毎日欠かさず食べるようになった」




そうだったんだ…。




「高校に上がる時にはもうふっ切れてて、甘党男子のかっこいい三河くんの出来上がり」




私が想像していたよりも、想像を絶する話だった。