先輩達がいたときは、人数が半端なく、調理室に入りきらなかった。
ならば、しょうがない。
別室を作るか!という話になり、先生達が渋々了承してくれたのがこの部屋。
かなり広くてソファにテーブル、食器棚などなど数多くの家具が配置されていて、いい感じの雰囲気を醸し出している。
だから、毎日ここでくつろいで帰るという日々が続いている。
「はぁ〜…快適」
やっぱり最高。
ゴソゴソ…
「……?」
なんか、物音がしたような。
気のせい、かな…?いや、でもなぜあるのか分からない布団の中がふっくらしているように見える。
だ、だれ…?
そーっと近づいてみる。