甘すぎるよ、三河くん

「そんな理由で?」




「うん、僕甘いの好きだから」




こんな男の子いるんだ…ちょっと引く…




「ねぇ、今日はお菓子持ってないの?」




三河くんに引き気味の私にそう言ってきた三河くん




「あ、お母さんのお菓子ならあるけど…」




「食べていーい?」




「別にいいけど…」




本当に甘いのが好きなんだなぁ…でも、いくらなんでも昨日のことは許せないけどね。




ファーストキス…だったのに…




ショックを受けている私の横で、パクパクとお母さんのお菓子を食べている三河くん。




うん、可愛い。




「もぐもぐ…ごくん。お母さんが作ったのもおいしーね。なんでこんなに上手なの?」





「え?あー、私の家がケーキ屋さんだからじゃないかな?私も小さい頃からお菓子作り手伝ってたし…」




家がケーキ屋さんじゃないと、お菓子なんで作ろうと思わないだろうし。




「ふーん、お店の名前はシェ・リリーでしょ?」




「そうそう…って、なんで知ってるの!?え?え?」



三河くんの口から、私の店の名前が出てくるから、びっくり。