「なんで・・・??
わかんないよ・・・
お父さんはなにがしたいの・・??」


紗矢は持っていたカバンを下に落とした。





「紗矢・・・」








ガチャッ



呆然と立ち尽くす俺たちの耳にドアの開く鈍い音が入ってくる。


まさか。