紗矢―

ベットに寝転んでいたらお兄ちゃんの部屋のほうから、
大きな音が聞こえてきた。

思わず私はお兄ちゃんの部屋に行ったんだ。
お兄ちゃんはいままでにみたことないぐらい、怖い顔してた。

怒ってるような・・・そんなかんじ。

私にとっておにいちゃんは優しくて自慢のお兄ちゃん。

なにがあったんだろう・・・・・


「なんでもない。」

お兄ちゃんはいつもの顔に戻っていった。