そして少女は兵器を討つ

「「くひゃ」「はは」「一緒」「ひゃは」「なろう」「くくおいし」「よ！」「ねぇ一緒に」「私」「生」「きる食べ美味しいから」かお前ら「わた」「しが」「いきる」!!」

私は、

「「生き」「きるわ」「たしは」「生きるひゃ」「きゃは」「は私」「い」「きる！」」

私は、

「ち……」

「「わ」「た」「し生」「きる」！」

「ちが、う……!!」

彼女を、目の前の死を、否定した。

ジュアアアアアアア――!!

高音と高温が爆発し、世界がスカーレットで占められる。

「「ぎゃあああ」「ああ」「ああぎぃぃぃあ」「ぁぁ」「あ」「あぁぁぁあ」「があぁあ」!?」

悲鳴が室内に反響し、その一瞬、本当に彼女が何人もいるような錯覚を抱く。

床が震え、照明灯が落下し、甲高い音がいくつも爆ぜる。

バパンパリンバンと。