そして少女は兵器を討つ

私は生きたい。生きていたい。

そう思って、私は私と同じ顔の存在を踏み越え続けた。

生きたいと思って、お祖父様と一緒に『外』の世界へ出た。



けど……その『外』の世界で、私は生きるためにどうすればいいのだろう。

答えはいつかのように、壁の向こうからひとりでには来てくれない。

私は自分で進まないといけないらしい。

生きるためにはどうすれば?

真っ白い『ケース』の中と、この『外の世界』……

考えて、知識に頼って……

私は決めた。

ミリアリアとして、できることをしよう。