「そう思うんだったら、これからは気をつければいいんじゃない?
翔大が結愛のことをどれだけ大切に思ってるのか私は知ってる。
でも、結愛のお父さんからしたら誰かも知らない男と自分の娘が出かけていていつもならいるはずの時間にいないとなればそれは心配だよ・・。
結愛のお父さんだからいつかきっと翔大のことも分かってくれる日が来ると思うよ。
私はこれくらいのことしか言えないけど・・。」

どうか、翔大に私の気持ちが伝わって・・

「俺、今まで以上に結愛を大切にする。
花の言葉で目が覚めたわ・・。」

よかった・・

翌日、何にもなかったかのように明るい結愛を見て私はほっとした。