「よかったね、川瀬君。
田宮さんと2人で幸せになってほしいね。」

「そうだな。
川瀬とはいろいろあったけど、今じゃ俺たちにとって大切な存在だもんな。」

陽向もそう思ってくれていたことがすごくうれしかった。

「うん!」

「花・・。
今度の日曜日、2人でどっか行かない?」

え!?

デート・・?

「行く!
行きたい!!」

私は興奮していた。

だって久しぶりのデートだもん。

うれしい、すっごくうれしい!!

「ふふ。
じゃあ久しぶりだから映画でも見に行こうか。」

「うん!」

楽しみだなー!

そんなこんなで私たちは久しぶりのデートの約束をした。