運命が紡いだ物語

「じゃあ・・また。」

「うん。
またね。気をつけて帰ってね・・。」

そう言った私の頭を陽向は

優しくポンポンと触った・・

その時、

ぎゅっ

え?

一瞬何が起こったのかわからなかった・・

「もう、俺から離れないで・・」

陽向は私を抱きしめながら、そう言った・・

「陽向・・?」

・・・・

そんなこと言われるの初めてで私は少し戸惑っていた・・

でも、

「離れない・・
もう離れたくないよ・・」

そう言って、私も陽向を抱きしめた・・

もう絶対に離れない。

離れたくない・・

少しの間私たちは抱き合っていた・・