「陽向のお母さんが亡くなった日。
わたし、階段から落ちて大けがをしたの。
母さんの日記を読んだから確か。
私のせいで父さんは・・。」

「それは違う!」

「そんなことない!!」

陽向も私も大声をだした。

「・・・あるよ。
だって、そういったのは新井先生本人なんだから・・。」

・・・

うそ・・

父さんが・・?

「俺がすべて悪い。娘のことは全く関係ない。
新井先生はそういったんだって、俺の父さんに・・。」

涙がこぼれた・・