運命が紡いだ物語

夜はお母さんが作った料理を食べ、花火をした。

「花火足りないかもな・・。」

翔大は線香花火をやりながら、あと数本しか残ってない花火を見ていった。

確かに、もうちょっとやりたいかも・・。

「私買ってくるよ!ちょっと待ってて。」

私は早くみんなと花火がやりたくて走った。

「ちょっと待って!」

腕をつかまれ、振り向くと咲野君がいた。

「俺も行くから。
毎年来てるとはいえ、夜道に一人で歩いちゃ危ないよ・・」

咲野君が心配してくれてうれしかった。

「ありがとう」

やっぱり二人きりだとドキドキする。

私たちは近くにあるコンビニで、花火を買い足した。

荷物を持ってくれる不意なやさしさにきゅんとした。