「素敵なエピソードですね!それでは準備お願いします!」

「はい!」

「それでは聞いて下さい二人の思い」

♪~初めは上手く声かけれなかっただけど少しずつ距離縮めていく
遠くから眺めるあなたはいつもかっこよくて見とれていた
あの日から僕達は沢山遊び、話をしてやっと気持ちが通じ合い恋を実らすことが出来たんだ

私の頬を涙が濡らす。私は返ってこないことを理解した上で棗にLINEを送る。

「乃愛!!」

名前を呼ばれ振り向くとそこには担任の先生がいた。担任は生徒のことを呼び捨てで呼ぶ

「先生……」

「乃愛!大変だ!」

「何が??」