そしてある日
彼から思いもよらぬ言葉が。

「ねえ、会いたい。」

衝撃だった。
彼とは1300キロ単位の遠距離だった。
私は、
「いや、待って。私の環境わかる?
それに遠くからどうやって来るつもり?
まだ知り合ったばっかりで…」

それでも彼は
「会って、ちゃんと目を見て話を聞きたい。
ちゃんとアドバイスしてあげたい。
お前が電話越しに泣いたりしてるの聞いて
しんどかった。だから
少しでもいいから予定を俺にください」

あんなチャラチャラとした彼が
急に彼じゃないみたいに変わった。
私も戸惑いを隠せず
「わかった」と返事をした。

すると彼は
「じゃあ、わかった。もし
この場所にこの日に待ち合わせにして
お前が来るの待ってるずっと。」
って言われた。
私はしばらく悩み続けた。

〜あぁ。。どうしよう。あの人本気かな…

彼からは、地元を出発した。
いま。夜行バスだよーとか
旅行気分なメールがきていた。。