大嫌い、だから恋人になる

私はふっと秋山君を横目で見た。

すると秋山君、首筋から耳たぶまで真っ赤。

良く見ると横顔も赤い。

今日は六月だけどそんなに暑くない。

じゃあ、何でそんなに顔が赤いの?

もしかして私のこと意識してるの?

その時、秋山君が私の方を見た。

私たちは見つめ合う。

今までに見たことの無い真剣な眼差し。

大きな瞳に吸い込まれそう。

秋山君は何も言わない。

そしてゆっくりと秋山君の唇が少しづつ近付いてくる。

本当のこととは思えない。

ただの気のせいかもしれない。

でも秋山君の呼吸の音が聞こえる位近くなって・・・・