大嫌い、だから恋人になる

気持ち悪さがすっと消えてく。

初めて触れる秋山君の肩は筋肉質で固い。

男の子だなって思う。

私が倒れそうになっても、絶対支えてくれそうな安心感がある。

ドキドキとは違う、包み込まれてるみたいな、ずっとこのままでいられたら良いな。

何分位そうしてたのかな。

やっと気持ちが悪さが収まって来た。

「顔色、良くなって来たな。そろそろ行くか?」

「うん、でも秋山君が嫌じゃないなら、もう少しこうしてたい。ダメ?」

「勝手にしろ」

「うん」