大嫌い、だから恋人になる

結局、テストは無事にクリア。

進学校なのに私はクラスで真ん中位の成績を取れた。

秋山君はクラスで二番目、トップは凜ちゃんだった。

なっちゃんは私と同じ位。

でも嬉しいばっかりじゃない。

だってこれで秋山君と放課後勉強するの終わっちゃうから。逢える時間が減るから。もちろんニセモノの彼女だから、逢える時間はいっぱいあるけど。けどそれだけじゃ足りない。

それで私はテストが終った日、言った。

「今までありがとう。勉強見てくれて。それでこの後なんだけど・・・秋山君さえ迷惑じゃ無ければ、勉強見てほしいって言うか、ほら、あれだよ、あれ。だからその、あれで」

私、何言ってるんだろう?

「良いよ。見てやるよ。って言うかまた直ぐに頭悪くなられても俺が困るし」

良し。

それでテスト後も私たちは図書館に行ってる。宿題を見てもらったり、暇な時はおすすめの本を教えて貰ったり。

それはとっても楽しい時間だった。