大嫌い、だから恋人になる

「でもちゃんと漕げるのスゴいね」

私はちょっと見惚れてた。

「ボート?こんなの誰でも漕げるよ。やって見るか」

「じゃあ、少しやってみる。」

私たちは席を変わった。

私は見よう見まねでオールを動かして見る。

だけど全然動かない。

その場でくるくる廻るだけ。

「ダメ。全然動かない。秋山君変わって」

「まあ、動いてるしもう少しやってみろ」