コイノネイロ

ーージャンッ

「「はあっ…はあっ…」」

1音も間違える事無く、最後まで弾くことが出来た。

やっと、やっと弾けたんだ。

そう思うと我慢していた涙が、頬を伝った。

「やったね、音っ」

汗で更にかっk…

汗を拭いながら、律くんは笑顔で言った。

「うんっ…!」

数秒間沈黙に包まれた会場も、一斉に拍手に包まれた。