コイノネイロ

人が多い為暑くなってしまったので、外に出た。

空がとっても綺麗だった。

「どうした?船酔い?」

「律くん!

ううん。ちょっと涼みに」

「成程」

風に吹かれる律くんは凄くカッコイイ。

「音に出会ってからさ」

「え?」

「ピアノまた楽しくなったし、普段の生活も前より楽しくなったんだ。

音に出会えて、良かったよ」

微笑みながら私に言った。

「律くん…

私も、律くんに出会ってから毎日が楽しいし、ピアノも怖くなくなって、また弾けるようになった。

律くんのおかげだよ」

「ふふっ…

ねえ音。

まだ、何も用意してないしあれだけど…
ずっと言ってなかったから言うね」

「うん?」

「音、俺と結婚してください」

「っ!」

確かに、ずっと聞いてなかった。

嬉しくて、思わず泣きそうになった。

でも、頑張って笑った。

「はいっ!」

律くんは満面な笑みを浮かべて、私を抱きしめてくれた。