生意気オオカミの虜 →→ 凛編。


ムスッとしながら羽奈のアパートを出で帰り道、回り道してコンビニへ。

たまたま手にした雑誌の付録が気になり見ていると、俺に告白してきてフッた女子がコンビニ前で捕まっていた。

制服からして同じ学園、でも名前が思い出せない。



女子は確か…… ん~…… 何だっけ?

男子の奴は~……1年ん時に一緒だったような?



雑誌越しに見ていると女子と目が合った。


ヤベェ……


そう思った時にはもう遅い。

男子まで目が合い、女子は隙をついてコンビニの中へ走ってきた。



「 泉沢君!」


あーあ……


「 お願い、かくまっ… 」

「 佑奈っ 泉沢、お前のせいで…… 」


めんどくせー事になりそうな気がする。


「 あのさ、コンビニで揉めるつもり?」


二人に言うと俺まで外へ連れ出されてしまった。

すでにウンザリな俺に、話せる場所へ行こうと強引に連れていかれる始末。



何時だよ… げ、6時過ぎてんじゃん。



「 ごめんね、泉沢君 」

「 泉沢、佑奈をフッたんだってな 」

「 ……てか、お前誰?」

「 は? 泉沢、1年ん時に同じクラスで… 水原 修平だよ!」

「 ……あ~ へぇ 」



そんな事どうでもいいと思いつつ、目の前で二人が話を始めた。