竹藤はほっといてトイレに行き戻ろうとした時、偶然見てしまった事。
あれ… 鮎原?だよなぁ
鮎原 百合音は比較的大人しめでいるが普通の眼鏡女子と見える。
ただ、たぶんクラスの女子の中で一番胸があると見える。
今、鮎原にわざとぶつかりよろける所へ反対からもぶつかりクスクス笑いながら行く女子数人。
ズレた眼鏡を直して溜め息ついてる鮎原。
「 なぁ今のわざとってわかってる?」
「 い、泉沢君!」
「 わかってるかって聞いたの 」
「 あ… うん、たぶん…… でも偶然かも 」
「 気にしてないフリして強がると何かいい事でもあんの?」
「 え…… 」
羽奈なら… たぶん、勝手に怒ってんだろうな。
こういうの嫌いだし。
「 お!鮎原~ 泉沢捕まえて何するんだ?やらしーなー 」
女子だけじゃなく、男子にもか。
まぁ、胸があるからってやつか。
羽奈は…… でかくない、な。
メロンよりオレンジがいいけど。
「 鮎原、胸張れば?大人になったら女子力UPでいんだろ?魅力ってやつ?わかんねーけど、あいつらみんな、無い物ねだりだな 」
「 泉沢君…… うん、そうだね、そうだよね!」
吹っ切れたみたいな鮎原の笑う顔……
まぁまぁだな。
「 ハハッ 」
羽奈には程遠いけど、鮎原はいつかいい女になるんじゃねーかな。



