生意気オオカミの虜 →→ 凛編。


「 羽奈 」

「 え、凛… 何?」

「 俺をガキ扱いするな、羽奈が一人暮らしなんかするから 」

「 いや、別にしてないと思…う、よ… んっ 」



やっと、羽奈の口を塞いでやった。

羽奈の唇をはもう俺のだ。

だから、好きにする。

本気にしない罰だ。

羽奈が悪い、だから俺に溺れればいい。


キスがこんなに緊張して、ドキドキして、我を忘れるなんて反則だ。

でも羽奈は甘い……

もっと、したい。

もっと… 俺にトロけてしまえばいい。


もっと、羽奈を奪いたい。



「 羽奈、好きだ 」



キスの余韻がある羽奈の顔を見てわかった、羽奈は俺を意識し始める。

始まりは順調だろ。


この先、俺は羽奈しか見ない。



「 羽奈 」

「 何よ!」

「 好きだって言ってんじゃん 」


わかってる、知ってる、そればっかな羽奈が顔を赤くする。

可愛い進歩だ。

誰にも渡さない……


なのに、頼が羽奈と恋人?

あり得ないね、許せない!