「お母さん!なんで起こしてくれなかったの!?」

「あら、もうこんな時間?
ごめんねー、起こすの忘れちゃったわ。」

「ごめんねー、じゃないよお母さん!
遅刻だよ!!完全に遅刻だよ!!」

お母さんに文句を言いながら、私は真新しい制服に身を包む。

「そんなに怒ると血圧上がるわよ?」

「誰が私の血圧を上げてるのかな?」