校舎の裏にあるウサギ小屋のところで慎吾くんは止まった。


慎吾『お前いじめられてんの?』

真琴「...」

慎吾『ハッキリ言えよ』

真琴「...多分」

慎吾『なんでだよ、いつから』

真琴「昨日から、理由は...」

慎吾『分かんねえのか?』

真琴「ううん、分かってる」

慎吾『何やったんだよお前』

真琴「さつきちゃんと一番の友だちだったのに、さつきちゃんがずっと好きだって言ってた亮太くんから好きって言われた」

慎吾『で?』

真琴「で?って...」

慎吾『ん?それだけ?』

真琴「う、うん...」

慎吾『お前もその亮太ってやつが好きなんか?』

真琴「好きじゃない!」

慎吾『なるほどね』

真琴「...」



慎吾くんはまたニカッと笑った。


慎吾『お前は悪くねえよ、心配すんな!』

真琴「でも...」

慎吾『大丈夫!俺が守ってやるよ!』

真琴「慎吾くん...ありがとう...」



慎吾くんはニコニコしながら私の頭を一度だけポンっとして、戻るぞ、と私はの腕を引っ張った。