「このゲームは人狼ゲームと比べて黒は慎重に動かないといけない上、黒は安全な夜の殺害じゃなくて全員の目を盗んでやらないといけない。そして白はいつでも怪しいやつを処刑できる。尚且つ役職を使われずらく、説得しなくちゃならないが...自分の為に死んでくれと言われて首を縦に振るやつがいるかな?」
そう言うとクラスメイトがザワザワし始めた。だが所々表情が緩くなった人も何人もいた。
自分の命も大切に思うなら当然の反応だった。白の勝利確率が高いと分かれば、自分の生き残る確率も自ずと増えるのだから。
「それに白には朝イチヒントをくれるし、黒は殺したくなる薬を入れられてる。今にでも奇行に走りたくなるように....そんな中冷静でいれる人間なんて多くない。だから、そんなゲームを少しでも盛り上げたいから山田は純に情報を流す。
そんな感じかな?だからお前が山田と繋がってる可能性アリアリなんだよ!」
力強く真は純に言い放つ。純は我慢出来なかったのか、氷袋を地面に叩きつけた。
「んなわけあるか!俺がそんな事する訳ねぇだろ!!人殺しなんか...絶対に手を貸さねぇよ!!」
「おお怖ッ!薬の影響かな?そんなに慌てちゃって....自分が殺されると脅されてんじゃないの〜?」
真はここぞとばかりに煽ってくる。その行為に純はともかく私も怒りを隠せなかった。


