首輪の下から徐々に血が流れる。大量ではないが、首全体から水滴が垂れる感覚で血が流れ始める。瞬く間に七愛海の首あたりの制服は血に染っていき、七愛海は発狂しながら暴れていた。


"遠藤 七愛海の指示無視を確認、違反行為と見なします。これより処分に移ります。通常、処刑場に入り処刑されるならば苦しむのは数十秒。ですが、今回の場合に関しては違反者、遠藤 七愛海はより長く苦しんでもらいます。
遠藤 七愛海が絶命するまで三分の予定です。"


無情のアナウンスの絶望的な報告、七愛海の苦しみ具合から感じられる激痛。私は七愛海の絶叫に耐えられず、耳を塞ぎ自然と涙が流れていた。


そんな....言う事聞かなかっただけでこんなの...こんなのあんまりだよ!


首輪から流れる血が徐々に勢いを増し、更に七愛海は暴れる。既に制服の殆どを血で汚し、白くて綺麗な大部屋は七愛海の血が飛び散り、赤く染っていく


"ですが、このことを説明していなかったのも事実。現在一分経過、慈悲をもって遠藤 七愛海の処分を早急に終了させます。"


アナウンスが入った瞬間、七愛海から流れる血の量が急増化。首から噴水のごとく血が飛び散り、七愛海の顔がみるみる白くなっていく。