佐藤 玲美.......九票
佐藤 玲美と遠藤 七愛海が同数投票の為、これより三分間「追加会談」を開始します。尚、「追加会談」後の「投票」は佐藤 玲美と遠藤 七愛海に選択肢が絞られます。それでは「追加会談」を開始します。"
ビーッ!ビーッ!ビーッ!
私は握り固めていた手をゆっくり解き、机に倒れ込む勢いで力が抜けた。汗がポタポタと額から落ち、息が落ち着かない。
し、心臓に悪い....だけどまだ危機は去ってない。まだ...
「成程....ピッタリに分かれたな....二択になったな。俺は個人的には七愛海にしておきたい。栄一が嘘だとしたら明日吊ればいい話だからな。なんならこの会談が終わった後すぐでもいい。
栄一、本当なんだよな?嘘だったらどうなるか....分かってるな?」
その菅の問いに栄一はこくりと頷いた。
「よし。七愛海、何か弁明はあるか?」
「あ、あるに決まってるよ!私は白なの!私はさっきまで誰とも話してなんかいないし...そ、それに佐藤さんの方が怪しいよ!私より活発に動いてるし、久川君に怒ってたんでしょ!?これは私をハメる罠なの!」
「私も賛同よ。栄一が誘爆者の可能性が高いでしょ。だって今、七愛海が白だったら栄一吊る流れで来てるし、玲美吊った方がいい。」


