パーティーに行くことに対して億劫がっているのを、鼎は見透かしている。
「鼎の誕生日を祝いに行くのが一番だから。その次くらいに楽しみにしとくね」
「それは嬉しいわ」
「……写真撮影オッケーかな?」
「かなり楽しむ気ね?」
姉に訊いといてあげる、と鼎が続ける。優しい友人だ。
注文した料理がきて、手をつける。三人揃わないとわたしたちはお酒を飲まない。
なんとなくそれが暗黙のルールになっている。
「どうなの、浅黄さんとの生活は?」
一番答えにくい質問をずばっとされる。鼎も分かってしているのだろう。
メニュー