お城に着いた。

みんなが想像するようなお城。だけどそこは別世界の様な不思議な感覚に陥る。非現実な場所にいる様な、そんな感覚。

綺麗な女性2人に、こんな凡人が何故?と思う。

※美麗は容姿がズバ抜けて綺麗でまさに才色兼備なのだが、無自覚。

ここに来る女性とは、皆どこかの貴族やお嬢様。

私はおまけみたいなものね。時期王という人はこの2人に任せて、お城の見学を大いに楽しむ事にしよう。


何でも、時期王はお城の人でもどこにいるか分からないらしい、ふらふら王宮内にいるそう。


私は武道場に真っ先に向かった。
「すみません、ここにホウカ騎士団長はいらっしゃいますか?」

「ホウカ騎士団長...!?貴様が合える様な人ではない。」


なんなの?仕方ない、自分から真っ向から会いに行くしかない。多分偉い人だから、そこに集まりそうな所よね。

って、ん?

決闘大会申込書?明日....
応募条件:剣術が出来る方。

これだ!ここで目立つことができれば、きっと気付いて下さるはず。絶対に先生はいる!

申込完了!