おじ様
「それは良かった。よろしく頼むよ。みんなお手上げだそうだ...」


お手上げ....
男好きなのは置いといて、やる気がないのは王子としてダメよね。でも私に何ができるのかしら...


「早速準備します。あと、先生にもあえるのよね!久々だわ、早くお会いしたい...」


騎士団長は、幼い頃に剣を教わった私の先生。


おじ様の古くからの友人なんだ。先生が来ては決闘状を申し込んで、そんな事王宮で誰かがしてみたら生きてはいられないなとよく笑い話になる。


いつか団長に勝つんだと...

だけれど、騎士団長は忙しくなり来れない日々が続きそれきりになってしまった。