思いっきり何時間も泣き明かした日かもしれない。

ずっと外は荒れたままだった。


お昼頃まで雷は鳴り続けて、美麗の精神的ダメージは大きかった。

なんだか力が出ない。

「ハク...」

ハクの胸の中で深い眠りに落ちた。
とてもあったかくて安心できた。


ハク サイド

美麗が雷が大の苦手なのことを初めて知った。
こんなに完璧でしっかりしている人でも弱いところはあるんだと気づいた。

美麗はあんなに私に行かないでと言ったのに、それをちゃんと聞かず少しでも離れてしまった自分に後悔した


あまり頼ったりしない美麗が行かないでとはっきり意思表示をしてくれたのに。