美麗サイド

眼帯はあるらしくて本当に良かった。
変なお面をさっさと取らねば。

??? ハク
「ここが私の部屋だよ、疲れていないか?お茶を用意するよ。」

美麗
「お気遣いありがとうございます。」

???ハク
「ゆっくりしてして構わない。君ともっと話をしたいのだが。そこに座って?今眼帯を持ってくるよ。」

美麗
「ありがとうございます。」

まるで王様のお部屋のように豪華なお部屋だと思う。この人はきっとこのお城でも偉い方に違いない。

「そういえば、貴方のお名前は?お聞きしてもいいでしょうか。」

???ハク
「名前...私はハクという。是非気軽にハクと呼んでほしい。」

美麗
「ハク様?ですか...?」

ハク
「呼び捨てで構わない、というより呼び捨てがいいな。」

美麗
「ハク...呼び捨ては慣れませんが努力します。」

ハク
「うむ、ありがとう美麗!」


美麗
「私の名前!あ、昨日の決闘大会で名前は知られているのですね。」

ハク
「そうだ。本当に見事であった。それと、眼帯はあった、君に返すよ。」

美麗
「ありがとうございます。」