蓮side
屋上まで歩いてる時

「今日は天気が良いからずっと屋上に居ても良さそうじゃない?」
「屋上に居るのは今井先生が教室に来るまでの間ですよ?
と言っても、春也だけが戻ればいいだけですから、
僕達だけでも屋上でのんびりしてますか」
「…すみませんでした」

まあ確かに、今日は天気良いしな
本も読めるし
話をしていたら屋上まで着いた
鍵を取り出し、ドアノブを掴むと僅かに動いた

「!?」

おかしい、開いてるのか
屋上は基本閉まってる筈

「僕等以外の誰かが勝手に居る」

警戒心を出す春也

「…」
「一体誰が」
「行くぞ」

俺の…俺達の人生が、変わる