女共は朔と紫音に任せて、倒れてる雫の元へ

「雫!」

雫を抱き抱え、仰向けにする
立てた膝に頭を乗せる

「うっ…」

冷てぇ、全身に水を掛けられたのか
何かで殴られたか、額からの出血が酷い
呼吸も荒い、早くなんとかしねぇと…!
春也は俺の目の前に座り、まっ青になってる

「雫!目ぇ開けろ!」
「神凪!」