そして、私達は体育館へと向かう。 体育館に着くと、私達よりも先に来ていた男子が沢山いた。 .....ついつい悠斗の姿を探してしまう癖は、昔からのものだ。 「.....あ、加奈!悠斗くんいるよ!」 そう言いながら、沙良が指をさした方向には..... 悠斗だ。男子の友達と話しているみたい。 .....なんだか緊張してきた。 そんなことを思っていたら、先生が入ってき、授業が始まった。