私の目の前には、幼馴染が現れた。 私はいつも、今日ほど早くは起きない。 だから、幼馴染の山田悠斗と会うことはほとんどない。 でも、今日は早く起きたから..... 気まづい空気が流れる。 あ..... 悠斗が、何事もなかったかのように歩き始めた。 前までは毎日学校に一緒に行くほど、仲が良かったのに.....。 いつからだろう。悠斗が私と学校に行かなくなったのは..... いつからだろう。私が悠斗に無視されるようになったのは..... 私は、悠斗の背中が見えなくなってから、歩き出した。