「陽茉莉、どうしたの?」
私の心の叫びを聞いて、心配するどころか、どこか楽しそうな梨花。
ちょっと…人が真剣に悩んでるんですけど!?!
酷くないですか?!
「…なんでそんな楽しそうなの。」
「やぁ、やっとかって思って!とりあえずあとで話聞くからね!もうちょいで学校着くから!待ってて!!」
「や、もうすぐSHR始まりますけど…。」
「うーん、じゃあ仕方ない!お昼休み、空き教室でご飯食べよ!その時話そう!!!」
「え、」
「あー、ごめん陽茉莉!!遅刻しそうだからきるね!!また後で!!!」
「え、ちょ、ま、梨花?」
…もぅ、通学途中なのに、人が真剣に悩んでる話聞いて嬉しそうにしてるから遅刻しそうになるんだよ、バカ梨花。
そのあと教室に戻ると、さっきまで成瀬くんと一緒にいた女の子はいなくなっていた。
私が席につくと成瀬くんは、「具合悪いの?大丈夫?」なんて聞いてきたから、あんたのせいだよ。なんて思いながら「全然へーき。」って軽く言ってみせた。
そして梨花は、チャイムがなる30秒前に教室に到着して、「危なかった〜」なんて言って笑っていた。笑
私の心の叫びを聞いて、心配するどころか、どこか楽しそうな梨花。
ちょっと…人が真剣に悩んでるんですけど!?!
酷くないですか?!
「…なんでそんな楽しそうなの。」
「やぁ、やっとかって思って!とりあえずあとで話聞くからね!もうちょいで学校着くから!待ってて!!」
「や、もうすぐSHR始まりますけど…。」
「うーん、じゃあ仕方ない!お昼休み、空き教室でご飯食べよ!その時話そう!!!」
「え、」
「あー、ごめん陽茉莉!!遅刻しそうだからきるね!!また後で!!!」
「え、ちょ、ま、梨花?」
…もぅ、通学途中なのに、人が真剣に悩んでる話聞いて嬉しそうにしてるから遅刻しそうになるんだよ、バカ梨花。
そのあと教室に戻ると、さっきまで成瀬くんと一緒にいた女の子はいなくなっていた。
私が席につくと成瀬くんは、「具合悪いの?大丈夫?」なんて聞いてきたから、あんたのせいだよ。なんて思いながら「全然へーき。」って軽く言ってみせた。
そして梨花は、チャイムがなる30秒前に教室に到着して、「危なかった〜」なんて言って笑っていた。笑


