「起きてください」 トントンと肩を叩かれて綺麗な声が遠くで聴こえた。 「あ、え、あ!す、すみません…!」 やば、イヤフォン付けたままだった。 慌てて外すと周りの視線が私に集まっていた。 あちゃー、初日にやらかすのはまずいよ…。 恥ずかしさが込み上げて顔が熱くなるのを感じた。 恐る恐る声を掛けてくれた人を見ると、綺麗な黒髪が彼女の耳からパラパラと落ちた。 腕には【生徒会】の文字があった。