エリート同期は一途な独占欲を抑えきれない
恋愛(オフィスラブ)
完
92
pinori/著
- 作品番号
- 1565877
- 最終更新
- 2019/07/15
- 総文字数
- 88,479
- ページ数
- 142ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 5,407,634
- いいね数
- 92
桜井 茉奈
芝浦 要
最近、同期の芝浦の様子がおかしい。
「どんな小さいことでも、俺が原因で泣かれたら嫌だから」
「それ、いいかもな。ずっと考えてろよ、俺のこと」
それはまるで私を好きだって言っているように聞こえて……だから、勘違いしてしまっていたのかもしれない。
本当は、違っていたのに。
〝好き〟の言葉も、焦がれるような瞳も私に向けられたものじゃなかったのに。
「やめてよ……っ。この間は〝忘れた〟って嘘ついたくせに」
あの告白をなかったことにしたくせに。
同期でいなくちゃならないんだから、そんな目で見ないで。
優しくしないで。
「桜井だけ。……この意味、わかるか?」
特別扱いなんてされたら、欲しくて仕方なくなってしまう――。
2019.7.15 完結公開
芝浦 要
最近、同期の芝浦の様子がおかしい。
「どんな小さいことでも、俺が原因で泣かれたら嫌だから」
「それ、いいかもな。ずっと考えてろよ、俺のこと」
それはまるで私を好きだって言っているように聞こえて……だから、勘違いしてしまっていたのかもしれない。
本当は、違っていたのに。
〝好き〟の言葉も、焦がれるような瞳も私に向けられたものじゃなかったのに。
「やめてよ……っ。この間は〝忘れた〟って嘘ついたくせに」
あの告白をなかったことにしたくせに。
同期でいなくちゃならないんだから、そんな目で見ないで。
優しくしないで。
「桜井だけ。……この意味、わかるか?」
特別扱いなんてされたら、欲しくて仕方なくなってしまう――。
2019.7.15 完結公開
- あらすじ
- 不動産屋に勤める桜井茉奈には、芝浦要というハイスペックな同期がいる。そんな芝浦の様子が最近おかしい。仕事帰り、芝浦が自分を食事に誘うのは、ただ気が合うという理由からだと思っていたけれど、芝浦が思わせぶりなことを言うせいで気になりだしてしまい……不器用なオフィスラブストーリー。
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